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ロータリーエンジン(rotary engine)
ガソリンエンジンの一種ですが、往復ピストンを使わず、特殊な形状のハウジングの中をローターが偏心して回転するロータリーピストンエンジンで、『吸入』『圧縮』『点火』で爆発させます。有名なのは日本のマツダが研究開発をし実用化していますが、特許はドイツのバンケル社がもっていたのでバンケルNSU・ロータリーエンジンとも言われます。バイクではオランダのVAN−VEEN,NSUのほかノートン、日本ではスズキのREが開発されましたが実用化はされませんでした。エンジン景観や燃費、出力特性に『パンチ』がないと言う事で現在は姿を消しています。
ロードクリアランス(road clearance)
地上高のこと。路面と車体底部との隙間の大きさの事で、この数値が大きければ、走行中凸凹部でもマフラーやフレームを傷つける心配が無い。しかし重心位置が高いと言う事にもなるので安定性は悪くなる。4気筒の車輌でマフラーが4−2−1や4−2−1−2で接続されているような車輌(例ゼファー1100、GPZ900R)を4−1の集合マフラーに変更した場合などオイルパンとの接触&排気管長の均一化の問題からロードクリアランスが無くなり皆さん苦労していますね。
ロードスポーツモデル(road-sports model)
カフェレーサーが出現する前のオンロード用モデル。それまでスポーツバイクはすべてロードスポーツモデルであった。現在では、レーサーレプリカ以外のオンロードスポーツバイクのことを言う。レーサーレプリカのカウリングなし、あるいはそれよりおとなしいものなど幅広いモデルが含まれる。トラディショナルバイクとの相違は、コーナーリング性能を意識して作られている点で、低めのエンジン位置と、深いバンク角、幅が狭く低いハンドルなどが装備されている。
ロードレーサー(road racer)
サーキットを走るロードレース用のレーサーの総称。世界選手権に用いるロードレーサーだと、今は姿を消してしまったがGP1クラスの500ccの2サイクルエンジンではリッター当たりの出力は400psを越すほどの超ハイパワーエンジンを搭載していた。オンロードバイクの先進技術が、ロードレーサーでテストされる場合が多く、エンジン形態やフレーム形状、スタイリングなどの明日の姿を示すバイクの最先端技術がふんだんに盛り込まれている。さらに空気抵抗を減らすカウリングが付いている。

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