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空気抗力係数(drag coefficient)
一般的にCdで表される空気の流れに対する形の係数。この価が小さいほど空気抵抗が小さいと言う事。現在のバイクは約0.4ぐらいが多いようです。スタイル以外にも表面のフラッシュさや、リアタイヤ付近の空気の流れにも影響される。よく聞く空気抵抗はこの数値に前面投影面積をかけたもので、Cd価が小さくても車体サイズが大きければ比例して空気抵抗も大きくなる。
クォーターバイク
クォーターは4分の1を意味する。したがって1000cc×1/4=250ccバイクのことをこう呼んでいる。250ccは車検がなく、燃費もいいことから維持費も比較的安く済むのでスポーツバイクとしては一時主流を占めていた。車重を軽くすることがこのクラスでは可能なので、トライアルからレーサーレプリカまで、すべてのモデルが存在していたが現在はレプリカ系が姿を消しスクーターモデルやトラッカーモデルが多い
クサビ型燃焼室(wedge combustion vhamber)
燃焼室を横から見るとクサビ型(斧の形)に見えることからクサビ型燃焼室と呼ばれる。バスタブ型と同じように吸気、排気のバルブは平行してついている。バスタブ型よりは吸気、排気のポート形状が緩やかにできる為にバスタブ型よりは出力を得やすいらしい。バイク用としては1950年代後半までで現在は見ることはありませんね。
クラッチ
=動力断続器。エンジンの回転動力を停止している後輪へスムーズに行う為の物。一般的には左手のレバーがそれに当たります。スクーターやカブなどのビジネス車にはレバーが無く(スクーターは代わりにブレーキレバーが付いている)エンジンの中の遠心クラッチがライダーの変わりにエンジン回転の上昇、下降により動力の断続を制御しています。
クラッチ切れ不良
クラッチのプレッシャープレートがクラッチプレート及びフリクションプレートより離れ、圧着力がなくなっても、フリクションプレートがクラッチプレートを連れ回りしてしまう為、回転がいつまでも停止しない状態。
クラッチ滑り
クラッチをつないでいるにもかかわらずクラッチプレートとフリクションプレートが滑りを起こしている状態。
クランキング
クランク(エンジンの主軸)を回す事。一般的にはエンジン始動時にキックやセルを使ってエンジンを始動させる動作を指しますが、エンジン整備中にも調整や組み付けの為クランクを回す時にクランキングと言います。
クランクケースダイリューション
ブローバイガスによってエンジンオイルが薄められて変質する事。

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