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ひきずりトルク(drug torque)
駆動系の回転抵抗のことで、無負荷状態の駆動系を回転させるのに必要なトルク。ギアの噛み合い損失、オイルの撹拌抵抗、ベアリングの摩擦損失、ブレーキのひきずり抵抗等が含まれる。
ピストン打音(piston slap)
エンジンのシリンダー内をピストンが上下運動する際に、ピストンの上死点付近でピストンの首振り的な運動によって、シリンダー壁を叩いて出る音。
ビジネスバイク(buisiness bike)
実用的に荷役運搬に使えるようにつくられたバイク。荷物を積むために51cc以上でもリアシートはなく、しっかりした荷台が標準装備となっているのが特徴。ハンドルは幅広く、アップハンドル並みの高さになっているが、操縦性よりも疲れにくいポジションを取れるように配慮された曲がりになっている。タイヤ径も16〜17インチとスポーツバイクよりは小径で、車格の割には荷物重量を考えて太めのものをはいている。現在では50ccから125ccまであるが、60年代には250ccもあった。車体色は黒などが多いが、目立たぬ働き者バイクと言える。ホンダのスーパーカブがその代表である。
ビックシングルエンジン(big−single engine)
500ccや600ccなど排気量の大きい単気筒エンジンの事。単気筒エンジンの場合は排気量をあげると振動やエンジンの始動性に問題があり高速走行を多く行うツアラー系の車輌には問題があります。しかし今はエンジン製作技術の進歩でバランサーや強力セルモーター等のおかげで出現を可能にしています。
ビルダーメイドバイク(builder-made bike)
日本では大企業にしか製造権利を実質的には与えていないが、アメリカやヨーロッパでは、バイクの製造に対し規制が少ない。フレーム及び資金的に可能ならエンジンまで勝手に作っても、問題なくナンバーが取れる。販売されているエンジンを流用してフレームやタンクを自作し、1台のバイクを製造してしまうのがビルダー。このビルダーが成長してある程度の会社になったものでは、イタリアのビモータが有名。名も知れない数台だけのバイク製造ビルダーがヨーロッパには多い。
ピレリ PIRELLI
創業90年以上の長い歴史を持つイタリア発祥のタイヤメーカー。モータースポーツでの初勝利は1907年のパリダカールラリーで、現在もWRCを始めとするモータースポーツに積極的に参戦。現在はタイヤ製造販売以外にもグループとして通信ケーブル&システム、エネルギーケーブル&システム、不動産業なども展開している。
ビンテージバイク(vintage bike)
ぶどうの収穫=ビンテージなのだが、実り、熟した良き時代のバイクという意味合いのようです。一般的に戦前から1955年式ぐらいまでのバイク全体、又はいかにもバイクの武骨さと気品さを兼ね備えた古典的なモデルを指します。

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