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同調
脈流、振幅を共鳴させる事。バイクの場合多気筒エンジンのキャブレター同調を指すことが多い。多気筒エンジンのバイクは各キャブレタースロットルバルブの誤差により気筒間の吸気圧が異なり、アイドリングやスロー系の調子が悪くなる事があります。この吸気圧誤差をキャブレター同調によってなくす事が出来ます。キャブレター同調は普通に乗っていれば狂う事の無い箇所ですが中古車や高年式のバイクは狂っていることが有ります。
トップブリッジ
前輪を支える2本のサスペンション(フロントフォーク)の上側を固定しているパーツ。パイプハンドル車のハンドルとサスペンションをつなぐ部品でもあります。
飛火不良
点火プラグの電極で火花が飛ばない現象。点火コイルの一時電流を遮断すると、その逆起電流によって二次側に高い電圧を生じる。この二次電圧が点火プラグの放電電圧に達すると火花を発生して電圧降下する。つまり二次側発生電圧が点火プラグの放電電圧より小さい場合には火花が飛ばない。一次側、二次側コイルの断線、ショート、ハイテンションコード接触不良、プラグギャップ不良などが主な原因。
トライアルバイク(trial bike)
トライアル競技用のバイクで、モトクロスと同じオフロードを走るが、セクションと呼ばれる競技場所は岩があったり、土手のように高く傾いたりしている。モトクロスのようなスピードもジャンプもしないので、サスペンションはソフトでストロークも小さい。シートの高さも思いきり低く、ハンドルは広い。エンジンは馬力も少なく、あくまでも扱いやすさが基本のおとなしいバイクである。
トレールモデル(trail model)
トライアルモデルよりはハイスピードに走れるデュアルパーパスバイクで、モトクロスマシンに近い。モトクロスマシンをもう少し使いやすいエンジンに作り替え、サスペンションもソフトにし、それに充分な明るさをもつヘッドライト、保安部品などをつけたもの。ある程度のジャンプも逆ハンも楽しめ、トランスポーターが必要なモトクロスマシンの代わりとして評価されている。
ドラックレーサ(drag racer)
0〜400mの発進加速を競う為のレーサー。ガソリン燃料の他にニトロ、ベンゾールなどが用いられ、10秒間ほどの間に勝負が決まるので、耐久性を無視して最大のパワーを発揮するようにつくられている。
トランジスタ
トランジスタは、小さな信号を大きな信号に増幅する特性があるので増幅回路に使用され、また、その応用回路として、一定の周期で同じ信号を繰り返して発生する発振回路や、小さな信号の「ある)、「なし」で大きな電流を継続するといったスイッチング回路などに用いられている。
トランジスタ点火装置
トランジスタ点火装置は、ICイグナイタ、シグナル・ロータ及びピックアップ・コイルなどで構成され、バッテリを電源として、イグニッション・コイルの一次電流をトランジスタにより電気的に切断している。このため、エンジンの低速回転時においても安定した火花エネルギが得られ、また、機械的接触部分が無いので保守、整備が不要である。