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オイル
潤滑、冷却、弾衝、密封、洗浄、防錆効果などがありエンジン、サスペンション、ブレーキ等オートバイの様々な箇所に使われその使用目的に合う添加剤等が配合されています。
オイル上がり
ピストンリングとシリンダー壁の間からエンジンオイルが燃焼室に混入すること。ピストンリングの磨耗、シリンダーのキズ、カーボンのたい積などがオイル上がりの代表的な原因だが、オイルの定期的な交換を怠るのが一番の原因。
オイル下がり
バルブとバルブガイドの隙間からエンジンオイルが燃焼室に混入すること。インレット、アウトレットバルブのどちらも可能性があるがインレットの方が吸入負圧がかかるのでオイルを吸い込みやすい。ステムシール劣化、バルブガイドの磨耗などが主な原因。
オイルセパレーター
=オイル分離器(槽)。ブローバイガスの中にはたくさんのオイルミストが含まれています。このオイルを回収する為にシリンダーへっどやサイドカバー内に迷路状の部屋を作り、ブローバイガスがこの部屋を通過するときにオイルの粒が壁に付着し再びオイルに混ざります。
オーバーヒート
水冷エンジンの水温で言うと80〜90℃がエンジンの適温とされているが過酷な使用や冷却機構トラブルでこの温度を超えること。ファンスイッチ、水量不足、ラジエターキャップが特に多い原因。
オーバーレブ
一般的にはエンジンの許容回転数を超えてエンジン回転を上げることを指すが正確には最高出力回転数を超えてエンジンの回転を上げること。たいていの機種は余裕を持ってレッドゾーンを設定してあるのでオーバーレブ=即破損にはなりにくいですがオーバーレブさせても良いことは何もありません!=オーバーラン(overrun)
オフロードバイク(off−road bike)
本来は道から外れることのOFFの意味であるが、舗装以外の路面を走りやすいように作られたバイクの総称。一般に舗装路面でのグリップのよさよりも柔らかい、あるいは滑りやすい土の上、砂利、砂の上を走りやすいように、土に突き刺さるような消しゴム大の凸型ゴムが突き出しているタイヤを用いる。また路面の悪さがバイクを揺さぶるような力を与えるので、それを押さえつける為の幅広いハンドルと、路面のショックを吸収する為の大きなストロークを持ったサスペンションが用いられる。
オンロードバイク(on-road bike)
舗装路を走ることをテーマに作られたバイクの総称。コーナーリング時のグリップを重視して設定されたタイヤは、オフロード用より接地面積が広くなっている。そんなタイヤとオフロードバイクより少ないストロークのサスペンションを備えたバイクで、昔からあるバイクは軍用以外はほとんどオンロードタイプになる。アメリカン、チョッパー、ロードスポーツ、ビジネス、あるいはロードレーサーなどで、いかにも砂利道や山道を走りにくそうなバイクは、いずれもオンロードタイプといえる。

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