TOP用語集>か

火炎伝播不良
火花によって一度できた火炎が、途中で消滅する現象。燃焼室内の混合気が点火火花によって着火され炎が伝播している途中で、混合気の乱れによる冷却や膨張行程におけるピストン下降時の燃焼室容積の増加による温度低下などによって、燃焼が完了する以前に火炎が消滅すること。=クエンチング
かくはん抵抗
ミッションギアやクラッチ、クランク等が粘性の高いオイルをかき分けるときの抵抗。オイルかくはん抵抗は回転数、オイル動粘度に比例し高回転ではかなりの損失になるが粘度の低いオイルを使用すると油膜切れ、焼き付き等のトラブルが起きるのでメーカー指定のオイル粘度は守った方が良いでしょう!
カフェモデル(cafe model)
本来は、パリのカフェの前に乗り付けてもおかしくないように美しく改造、ペイントされたレーサーイメージのバイクのこと。一人一人のライダーによって勝手気ままに楽しくカフェモデルをつくること、ロードレーサーを街乗り用にするためにシートを少し厚く、保安部品をつけたようなスタイリングでイタリアのメーカーなどが作り始めたのが70年代のことだが現在では『カフェ』と言う言葉はあまり使われなくなった。
ガソリンエンジン(gasoline engine)
石油製品の中で揮発性に優れているガソリンを燃料とするエンジンの総称。ガソリンまたはガソリンに近い液化ガス『LPG』以外では回らない。基本原理は、空気14に対しガソリン1の割合で霧状にして『吸入』し、8〜10倍ぐらいに『圧縮』し、電気火花で『点火』するすると爆発的に燃焼するエネルギーを取り出す。
還元触媒(NOx)
排気ガスに含まれる有害物質の窒素酸化物(NOx)をロジウムの還元作用によって無害な窒素(N2)と酸素(O2)に変化させること。参考:触媒
乾燥重量
バイクの重量の事だが、ガソリン、オイル、冷却水、バッテリー液、車載工具を含まない重量の事。カタログに記載されているのはこの乾燥重量と車輌総重量の2つです。
外燃機関
機関の外で燃料を燃焼させる機関のこと。SL(スチーム・ロコモーティブ)の名で有名な蒸気機関車は外燃機関で動く代表的な例です。機関外にあるボイラーで燃料を燃焼させ蒸気を作り、その蒸気を機関に送り込んで機械的エネルギー(動力)を生み出します。

ページ検索で来られた方はこちら→